クックパッド、国内レシピサービス広告売上の減少が響き大幅減益に 2019年3Q決算

クックパッド株式会社は、2019年12月期第3四半期(2019年1月1日~2019年9月30日)の業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益  :86億9700万円(前年同期比 1.3%減)
営業利益  :7億9300万円( 同 61.4%減)
税引前利益 :7億4000万円( 同 64.0%減)
四半期利益 :1億7200万円( 同 73.5%減)

「クックパッド」の国内月間利用者数は、前四半期より横ばいの5,483万人。投稿レシピ数は4万品増加し320万品だった。海外月間利用者数は、342万人増加し4,207万人。
プレミアムサービスの課金経路の増加や課金導線の見直し等によりユーザビリティが向上したことで、当第3四半期連結累計期間における国内レシピサービス会員売上は55億4600万円(前年同期比3.7%増)に増加。一方で、食品業界における広告資源がテレビCMや店頭販促へシフトしたため、国内レシピサービス広告売上は21億4800万円(前年同期比8.0%減)と減少した。これらの結果、全体の売上収益は前年同期比1.3%減となった。
海外の採用活動強化にともなう人件費およびそれに付随する費用と、国内の新規事業に係る費用が増加したことで、販売費および一般管理費は77億5600万円(前年同期比15.5%増)となり、営業利益・税引前利益は低迷した。