大日本印刷、堅調な増収とともに自己株式取得で大幅な増益 2020年2Q決算

大日本印刷株式会社は、2020年3月期第2四半期(2019年4月1日~2019年9月30日)の業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :6941億5000万円(前年同期比 1.3%増)
営業利益   :256億8900万円( 同 12.5%増)
経常利益   :294億2000万円( 同 13.8%増)
四半期純利益 :754億9500万円( 同 345.9%増)

世界的に競争力の高いICカードの他、ワールドワイドでトップシェアを獲得しているリチウムイオン電池用バッテリーパウチ、有機ELディスプレイ製造用のメタルマスク、写真プリント用熱転写記録材、ディスプレイ用光学フィルムなどの製品・サービスを中心に、重点事業を強化。収益性が向上し、売上高は、前年同期比1.3%増となった。
同時に、保有資産の見直しを進めるとともに、資本効率の向上と株主還元のため、9月12日から3,000万株、600億円を上限とする自己株式取得を実施。営業利益・経常利益は大幅増となった。