セプテーニHD、子会社の損失が大きく売上増ながら利益は大幅赤字に 2019年9月期通期決算

株式会社セプテーニ・ホールディングスは、2019年9月期通期の連結業績(2018年10月1日~2019年9月30日)を発表した。

【連結経営成績】
収益    :167億9600万円(前年同期比 10.0%増)
営業利益  :1億8300万円( 同 81.3%減)
税引前利益 :マイナス8100万円(前年 13億5300万円)
当期利益  :マイナス5億4200万円( 同 8億4700万円)

ブランド広告市場の開拓を推進し、併せて、電通グループとの業務提携を開始。マシンラーニングを軸とするAI型人事システムを活用した人材採用・育成の積極化、メディアコンテンツ事業におけるマンガアプリ「GANMA!」を中心としたメディア規模拡大ならびに自社コンテンツ強化のための先行投資を実行した。
一方、持分法適用関連会社であるアクセルマーク株式会社について、持分法適用関連会社から除外し、残存持分を公正価値で測定したことにともない、発生した損失を第2四半期連結会計期間に計上した。海外連結子会社であるLion Digital Global LTDも、事業計画を下回って推移し、買収時に認識したのれんおよび事業用資産の減損損失18億200万円を当連結会計年度に計上した。
これらの結果、収益は前期比10.0%増だったが、営業利益が大幅減。利益は大きくマイナスに落ち込んだ。