竹田印刷がタイに事業進出、関連会社および孫会社を新たに設立

竹田印刷株式会社は、タイに関連会社「TAKEDA(Thailand)CO.,LTD.」を設立し、同国へ事業進出することを発表した。竹田印刷が49%、バンコクMUFGが31%、その他タイ現地資本が20%を出資する予定。
あわせて連結子会社である東京プロセスサービス株式会社が同国において子会社「TOKYO PROCESS SERVICE(Thailand)CO.,LTD.」(竹田印刷における孫会社)を設立する。
竹田印刷では、これまで主に中国を中心として海外事業を展開してきたが、顧客においてアセアン地域への事業拡大が進められており、生産地域の分散化も進んでいる。これを受けタイへの事業進出を決定したという。
「TAKEDA(Thailand)CO.,LTD.」では、包装用資材および印刷物の企画・ 製造・ 販売を手掛ける。資本金は1000万バーツ(約3600万円)で、海外営業部長 兼 上海竹田包装印務技術有限公司董事長の高橋一雄氏が代表取締役を務める。2019年12月31日に設立し、2020年4月より事業を開始する予定。
一方「TOKYO PROCESS SERVICE(Thailand)CO.,LTD.」は、精密工業写真製版、スクリーン製版および製版用資機材の製造販売を手掛ける。資本金は4億円で、東京プロセスサービス代表取締役社長の太田稔氏が代表取締役を務める。2019年11月に設立し、2020年6月より事業を開始する予定。