アウンコンサルティング、売上好調ながらアセット事業不振で赤字幅は昨年同期並み 2020年1Q決算

アウンコンサルティング株式会社は、2020年5月期第1四半期の業績(2019年6月1日~2019年8月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :4億7000万円(前年同期比 19.2%増)
営業利益   :マイナス1800万円(前年同期 マイナス3100万円)
経常利益   :マイナス1900万円( 同 マイナス1700万円)
四半期純利益 :マイナス2200万円( 同 マイナス1800万円)

収益力の安定と拡大を最優先課題とし、特に多言語・海外向けサービスの収益拡大において、幅広い需要を取り込むことができた。インバウンド市場においては、韓国からの訪日客数が大幅に減少しているものの、東南アジアからの訪日客数は好調を維持。日本企業における外国人向けプロモーション需要の高まりを受け、売上高は前年同期比19.2%増と好調だった。
事業単位では、マーケティング事業の売上高は4億6303万千円(前年同期比28.0%増)、セグメント利益は3123万円(前年同期比127.8%増)と伸長。一方、企業用のオフィスや海外出向者向けのコンドミニアムなどインフラ提供や海外不動産の販売及び仲介を行うアセット事業は、フィリピン国内の物件価格が値上がり基調だったことなどから、事業における売上高は765万円(前年同期比76.8%減)、セグメント損失は518万円(前年同期はセグメント損失229万円)と、マイナス成長だった。