凸版印刷、第45回技能五輪国際大会の「印刷職種」で敢闘賞を受賞

凸版印刷株式会社は、同社の社員・湯地龍也氏が、2019年8月22日から26日に行われた第45回技能五輪国際大会に印刷職種の日本代表選手として参加し、敢闘賞を受賞したと発表した。
今大会の印刷職種には、日本をはじめ、ロシア、オーストリア、フランス、スイス、ベルギー、インド、フィンランド、香港、ブラジル、ドイツ、エストニア、アメリカ、カザフスタン、中国の15の国と地域が参加。結果は、金賞:Christof Babinger選手(オーストリア)、金賞:Elizaveta Stepanova選手(ロシア)、銅賞:Dario Colucci選手(スイス)となった。
技能五輪国際大会とは、各国の22歳以下の若者が技能を競う、参加各国の職業訓練の振興と技能水準の向上等を目的とした大会で、1950年より開催されている。今回の第45回技能五輪国際大会はロシアのカザンで行われ、56職種に60以上の国・地域から約1,200人の代表選手が参加した。
「印刷職種」は2007年の第39回静岡大会より正式競技種目に採用。オフセット印刷を中心に、調色(インキの調合)、デジタル印刷(デジタルデータからデジタル出力)、印刷メンテナンス(印刷機の保守点検)、印刷シミュレーター【SHOTS】(印刷トレーニングシミュレーターでのトラブル発見と修正)、断裁、印刷不良発見など14の課題で競技が行われた。