クロス・マーケティングG、ITソリューション事業は好調ながら主力のリサーチ事業が不振 2019年2Q決算

株式会社クロス・マーケティンググループは、2019年12月期第2四半期の業績(2019年1月1日~2019年6月30日)を発表した。

【経営成績(累計)】
売上高    :88億0800万円(前年同期比 2.3%増)
営業利益   :4億2300万円( 同 7.7%減)
経常利益   :3億4100万円( 同 16.6%減)
四半期純利益 :マイナス9億5500万円(前年 1億8700万円)

リサーチ事業において、国内の事業会社は、主力の株式会社クロス・マーケティングを中心に営業体制を強化。新サービスの開発・提供により受注が増加した。海外の事業会社は、堅調に推移している拠点はあるものの、第2四半期に予定していた大型案件の計上が遅れたこと等により、前年同四半期を下回る水準で推移。その結果、事業売上高は70億1300万円(前年同四半期比3.4%減)、セグメント利益(営業利益)は8億7400万円(前年同四半期比14.6%減)となった。
ITソリューション事業においては、積極的な営業展開による新規顧客開拓に加え、金融業界を中心に既存顧客から継続的に受注を獲得。2018年11月に株式取得したサポタント株式会社を連結開始したことにより、売上高・セグメント利益とも増加し、事業売上高は16億9800万円(前年同四半期比28.6%増)、セグメント利益(営業利益)は1億5900万円(前年同四半期比45.2%増)と好調だった。
プロモーションサービスの販売・提供などのその他事業の売上高は3億8100万円(前年同四半期比34.4%増)、セグメント利益(営業利益)は5300万円(前年同四半期はセグメント利益100万円)だった。