サニーサイドアップ子会社、AnyMind Japanと新合弁会社「AnyUp」を設立

株式会社サニーサイドアップは、同社の100%子会社である株式会社サニーサイドアップパートナーズが、テクノロジーソリューションカンパニーのAnyMind Group傘下のAnyMind Japan株式会社と共に、インフルエンサーマーケティング・クリエイターサポート事業などを主事業とする新合弁会社「株式会社AnyUp」を設立したと発表した。
AnyUp設立により、同社グループは、国内外でのインフルエンサーマーケティング・動画配信事業領域に本格的に参入。一方、グローバルで事業を展開してきたAnyMind Groupは、日本市場における事業展開を加速する。
AnyMind Groupは、2016年に創業した、アジア圏全域でのインフルエンサーマーケティングやプラットフォーム事業(CastingAsia)を主事業のひとつとして、デジタルマーケティングやHRテック事業を展開するテクノロジーソリューションカンパニー。YouTuberをはじめとしたクリエイターやインフルエンサー向けに、マネジメント業務や動画の企画・撮影・編集サポートサービスなどを展開し、アジア圏のインフルエンサー市場の成長とあわせて事業規模を拡大している。
AnyUpは、サニーサイドアップグループのリアル・コミュニケーション領域でのコンテンツ発掘力&PR力と、AnyMind Groupのアジア圏全域でのインフルエンサーマーケティングのノウハウ&ネットワークという両社グループの強みを掛け合わせることで、“インフルエンサーマーケティングとクリエイターサポートに特化したPR×テクノロジーカンパニー”となるという。
AnyUpの主な事業展開は、AnyMind Groupのインフルエンサーネットワークおよびプラットフォームを活かした、インフルエンサーマーケティング事業と、クリエイターサポート事業となる。
インフルエンサーマーケティング事業では、企業・団体のPR&プロモーションをインフルエンサーの領域からサポート。インフルエンサーネットワークを最大限活用し、企業・団体のニーズに合わせて、企画立案・インフルエンサーの選定・コンテンツ制作・レポート分析などのサービスをワンストップで提供する。また、PRノウハウとテクノロジーを活用し、プレスリリースやニュースなどの情報発信の際にインフルエンサーを活用することで、さらに効率的な情報拡散を図るPRTechの機能も、今後拡充予定。
クリエイターサポート事業では、タレントやアスリートといった著名人のYouTubeチャンネル開設及び運営を支援するサービスを提供。YouTubeをはじめとした動画プラットフォーム上での活動におけるマネジメント業務(撮影・編集、制作支援、マネタイズ支援、広告主とのマッチングサポートなど)を行う。
今回、設立を飾るプロジェクトとして、中田英寿氏がクリエイティブ・ディレクターに就任。自身が監修に携わる形で、日本の魅力を発信するYouTube上の番組コンテンツ「NIHONMONO by HIDETOSHI NAKATA」をプロデュースする。全コンテンツを英語対応とし、アジア圏全域をはじめとした全世界に向けて配信する。あわせて、 “日本というコンテンツ ” に関して、同氏の目線で情報を発信する公式インスタグラムも開設。さまざまなプラットフォームを通じて情報発信を行っていくという。
SNSにおいて、同氏自身が監修に携わった公式コンテンツを発信するのは、今回が初めての試みとなる。