デジタルガレージ、業績好調ながら円高の進行で減収減益に 2020年1Q決算

株式会社デジタルガレージは、2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
収益       :82億1700万円(前年同期比 3.9%減)
税引前四半期利益 :22億1800万円( 同 34.6%減)
四半期利益    :16億1700万円( 同 48.4%減)
親会社の所有者に帰属する四半期利益 :16億2400万円( 同 47.8%減)

当第1四半期連結累計期間は、リカーリング事業であるフィナンシャルテクノロジー事業およびマーケティングテクノロジー事業は、安定した増収に加え収益性が改善したことから、両事業ともに前年同期比20%を超える増益となり、ロングタームインキュベーション事業は、持分法適用会社である株式会社カカクコムの業績が貢献し、持分法による投資利益8億6300万円(前年同期比20.1%増)を計上した。
インキュベーションテクノロジー事業における営業投資有価証券の残高も堅調に増加し、11億1700万円増となる278億1200万円となった。業務資本提携先である株式会社Welbyが公開市場へ上場したことにともない、四半期包括利益も大きく伸長した。
しかしながら円高の進行が減収減益の要因となった。