新潟放送、放送事業の経費見直しなどが奏功し利益増 2020年1Q決算

株式会社新潟放送は、2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :40億9900万円(前年同期比 0.4%増)
営業利益   :1億5300万円( 同 163.5%増)
経常利益   :1億8900万円( 同 104.9%増)
四半期純利益 :1億4000万円( 同 102.9%増)

放送事業においては、スポット広告が順調に伸びたことでラジオ収入・テレビ収入ともに前年同期を上回った。同時に経費の見直しをさらに進めることで利益の改善に努めたことが奏功し、事業売上高は16億4800万円(前年同期比0.5%増)、営業利益では1億3500万円(前年同期比126.0%増)と大きく伸長した。
情報処理サービス事業においては、ソフト開発収入は減少したが、消費税増税前の前倒し需要による影響などでパソコンの入れ替えによる機器販売の収入が伸長。事業売上高は22億8200万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は2200万円(前年同期比422.3%増)となった。
建物サービスその他事業においては、営業部門の保険収入が更新時の解約などで減収。施設管理部門では、管理受託先の契約内容変更などにより増収となったものの、工事管理部門では工事の先送りがあり減収となったことで、事業売上高は3億1600万円(前年同期比0.4%減)、営業損益は300万円の損失計上(前年同期は500万円の損失計上)となった。