LINE、売上は増加するも経費や先行投資が嵩み大幅な赤字化 2019年2Q決算

LINE株式会社は、2019年12月期第2四半期(2019年1月1日~2019年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益  :1107億6000万円(前年同期比 11.5%増)
営業利益  :マイナス218億1600万円(前年 103億2100万円)
税引前利益 :マイナス284億9000万円( 同 66億3400万円)
四半期利益 :マイナス280億2900万円( 同 19億0700万円)

売上収益は増加したが、営業費用も1002億円から1340億円に拡大。持分法による投資損失も、前年同期のマイナス42億円からマイナス67億円に拡大し赤字に転換した。
コア事業の広告については、ディスプレイ広告が前期より9億円増の115億円、アカウント広告が前期同の15.6億円、その他の広告も前期同の36億円と微増し、総計307億円となった。なお公式アカウントは今期に入り1183件で初の千件突破。LINE Ads Platformのインプレッション数は376億5300万に達した。これらアカウント数の急増に加え、広告予算の上昇により、国内新規アカウント(12月以降開設)396個の平均単価は、前期に比べ90%上昇したとのこと。