電通、持株会社制に移行 2020年1月1日付けで「株式会社電通グループ」に商号変更

株式会社電通は、持株会社制に移行し、2020年1月1日付で、「株式会社電通グループ」(DENTSU GROUP INC.)に商号を変更することを発表した。
日本市場における事業変革の推進、および海外本社「電通イージス・ネットワーク」(Dentsu Aegis Network Ltd.)を中核とするグループ海外事業の成長モメンタムの維持と一層の発展、そしてこれらを包含するグループ総体としての持続的成長を図るのが狙い。電通グループの代表取締役は、引き続き山本敏博氏が務める。
現在の全事業(広告および広告関連事業等)は、2月12日付で設立した100%子会社「株式会社電通承継準備会社」に、吸収分割により承継させる。本件吸収分割に際し、承継会社は普通株式24万8000株を発行し、その総数を現・電通に対して割当て交付する。なお電通承継準備会社は、2020年1月1日付で「株式会社電通」に商号を変更する予定。承継会社の代表は未定。