LINE、新規サービスの先行投資がかさみ大幅赤字を計上 2018年3Q決算

株式会社LINEは、2018年12月期第3四半期(2018年1月1日~2018年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益  :1512億1100万円(前年同期比 24.7%増)
営業利益  :67億4500万円( 同 72.4%減)
税引前利益 :マイナス2億2600万円(前年 211億9800万円)
四半期利益 :マイナス76億9000万円(前年 121億8400万円)

売上高は前年同期より24.7%増と好調だったが、外注費その他のサービス費用が前年の168億円から230億円に増加。販売手数料(4億円→111億円)、従業員報酬費用(300億円→421億円)と大きく増加したことで、営業利益は大きく減少。税引前四半期利益が赤字となった。
LINEは直近でも、スマホ決済、求人情報サービス、保険サービス、電子チケットなど、積極的に新規サービスを展開しており、これらの開発・提供のための先行投資がかさんだと見られる。