朝日放送グループ、ベトナムMBCと合弁会社「MBC Studio設立 初の海外コンテンツ制作合弁会社

朝日放送グループホールディングス株式会社と100%子会社の株式会社ABCフロンティアホールディングスは、ベトナムのMBCメディアエンタテインメント(MBC)と、ベトナム国内向けの映画製作事業を手がける合弁会社「MBC Studio」(MBCS)を10月1日付で設立した。資本金は300億ベトナムドン(約1億5,000万円)。
ベトナムでは経済成長にともない、映画産業が活況を呈しているという。ABC(朝日放送)グループでは中長期的な経営戦略として、海外ビジネスの拡大を掲げており、MBCSはその重要拠点になると同時に、「地産地消」ビジネスの可能性を探る試金石と位置付けているとのこと。
持株比率は、MBCメディアエンタテインメント66.67%(約1億円)、朝日放送グループホールディングス30%(約4,500万円)、ABCフロンティアホールディングス3.33%(約500万円)で、ABCグループ全体で33.33%を保持する。
MBCはタレントマネジメント事業を展開しており、関連会社としてテレビ番組制作会社MCV(マック・アンド・サンク・ベトナム)、映画館CINEBOX(シネボックス)とも連携を図る方針。将来的には周辺諸国への展開も視野に入れる。