ネットイヤーグループ、プロジェクトの納期変更で減収減益 18年1Q決算

ネットイヤーグループ株式会社は、2018年3月期第1四半期(2017年4月1日~2017年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :10億7500万円(前年同期比 2.1%減)
営業利益  :マイナス2億3100万円(前年 マイナス2億5300万円)
経常利益  :マイナス2億3200万円( 同 マイナス2億5300万円)
四半期純利益:マイナス2億2000万円( 同 マイナス2億3600万円)

営業プロセスの見直し、トラブル防止体制の構築、人材の採用、教育改革等のアクションプランを継続して実施。
サービス面においては、新たな消費者像「ネコ型顧客」を定義し、有効なマーケティング施策を提供する「ネコ型マーケティング」サービスを開始した。また連結子会社の株式会社トライバルメディアハウスにおいては、ライフスタイル書籍出版大手の株式会社●(えい、木偏に世)出版社と業務提携を行った。
一方で、前期より収束を図ってきたトラブルプロジェクトにおいて、今期の納品予定分が第2四半期へと納期変更されたこともあり、売上高が前年同期比2.1%減となった。最終的に、損失幅は縮まったが、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失のいずれも2億円超となっている。