サイバーエージェント、AbemaTV等の先行投資により増収減益に 2017年3Q決算

株式会社サイバーエージェントは、2017年9月期第3四半期(2016年10月1日~2017年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :2694億8600万円(前年同期比 19.7%増)
営業利益  :208億8800万円( 同 35.9%減)
経常利益  :194億0400万円( 同 39.0%減)
四半期純利益:30億0900万円( 同 75.5%減)

スマホ事業が成長する一方、中長期の柱に育てるため「AbemaTV」等の動画事業への先行投資を強化。売上は増加したが利益は減益で終わった。
とくに「AbemaTV」「FRESH!」「Ameba」のメディア事業が、先行投資により、売上高は188億円(前年同期比16.2%増)となる一方、営業損益が144億円と大幅拡大した(前年同期は23億9500万円の損失計上)。ゲーム事業は
既存タイトルが堅調な中、新たなヒットを創出し、売上高1039億6800万円(前年同期比18.1%増)で、営業利益も212億6600万円となったが、前年同期と比べると11.7%減となった。
インターネット広告事業は、スマートフォン向けのインフィード広告や動画広告の順調な販売等により、売上高は1524億円(前年同期比19.5%増)、営業利益は141億7500万円(前年同期比21.1%増)となっている。