フリークアウトグループ、イラン子会社「FreakOut Iran」設立 中東拠点を2か所に拡大

株式会社フリークアウト・ホールディングスは、イラン子会社「FreakOut Iran」を設立した。代表取締役CEOは小野祐一氏が務める。中東では、トルコに続く2拠点目となる。
フリークアウトグループでは、シンガポールFreakOut Pte.Ltd.を海外事業のヘッドクォーターとして、ネイティブ広告プラットフォーム事業を軸にグローバル展開を推進してきた。アジア・中東では11拠点(シンガポール・タイ・インドネシア・ベトナム・マレーシア・フィリピン・台湾・香港・インド・トルコ・イラン)で海外事業を展開。現在では700社を超える広告主が、同社プラットフォームを海外で利用しているという。
FreakOut Iranでは、ネイティブ広告プラットフォーム事業をイラン国内で本格的に展開する。イランは、人口8,000万人を有するエジプトに次ぐ中東第二位の人口大国で、スマートフォン利用者は、人口普及率50%の4,000万人に成長している。一方で、米国の経済制裁が残っており、主要企業のイランのデジタル広告市場参入は遅れている。フリークアウトグループでは、これを参入の好機と捉えたとのこと。