2017年3月の消費意欲指数、過去最低の2月から一転し季節消費に期待 博報堂生活総研

株式会社博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は、「3月の消費予報」を発表した。
20~69歳の男女1,500名に、「来月の消費意欲」を点数化してもらったもので、その結果、3月の消費意欲指数は46.9点で、過去最低値だった2月から前月比5.4ポイントと大きく上昇した。
2015年、2016年と、3月の消費意欲指数は前年割れが続いていたが、今年は2年振りに増えて、1.0ポイント増となった。
理由については、「春物衣料が欲しい」が前年の倍以上に増加。「旅行の予定がある」も増加を見せた。「特に買いたいもの・利用したいサービス」では、「ファッション」「旅行」「外食」「食品」の4項目がとくに伸びている。
ただし、増税前の「消費の山」といえるレベルには達していないとのこと。同レポートでは、今後7~8月にも消費意欲の高まりが見られるかが要注目だとしている。