共立印刷、17年3Q決算は売上高1.7%増 ダイレクトメール案件の新規顧客獲得等が奏効

共立印刷株式会社は、2017年3月期第3四半期(2016年4月1日~2016年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :359億6000万円(前年同期比 1.7%増)
営業利益  :16億6100万円( 同 10.0%減)
経常利益  :14億6600万円( 同 12.1%減)
四半期純利益:8億9600万円( 同 13.0%減)

既存顧客からの受注量が減少する一方、ダイレクトメール案件の新規顧客獲得、電子書籍に関連する受注案件拡充などで売上高の確保を図ったことで、売上高は前年同期比1.7%増と堅調に推移した。
収益面では、製造部門において生産性の向上を目指すほか、コスト管理の徹底、販売管理費の抑制などに努めたものの、同業他社との受注競争による単価の下落に加えて、のれん償却費の増加などにより、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益ともに、1割強の減少となった。