セプテーニHD、ネットマーケ事業が好調で増収増益 16年1Q決算

株式会社セプテーニ・ホールディングスは2月9日、2016年9月期第1四半期(2015年10月1日~2015年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :39億4000万円(前年同期比 23.6%増)
営業利益  :9億5200万円( 同 91.9%増)
税引前利益 :9億8200万円( 同 67.6%増)
四半期純利益:6億2500万円( 同 38.5%減)

主力のネットマーケティング事業が好調に推移し増収増益。メディアコンテンツ事業については、マンガコンテンツ事業において先行投資を積極的に実施したこと等により営業損失を計上したが、売上は増加。一方、前年同期において、DM事業子会社の全株式売却にともなう非継続事業からの四半期利益6億5300万円を計上した反動などもあり、売上高・営業利益・税引前利益は前年同期比増ながら、四半期純利益は前年同期比減となった。
なお同社では、今期より、従来の日本基準に代えてIFRSを適用。売上高を参考情報として任意開示とする一方、IFRSに基づく指標として「収益」を開示している。広告代理販売における収益は、マージン部分のみの純額計上となっており、同じ取引で比較すると従来の「売上高」よりも金額が大幅に減少しているとのこと。