アマナ、販管費増加で損失拡大 15年3Q決算

株式会社アマナは、2015年12月期第3四半期(2015年1月1日~2015年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :139億3300万円(前年同期比 2.6%減)
営業利益  :マイナス9億8500万円(前年 マイナス2億9600万円)
経常利益  :マイナス11億2400万円(前年 マイナス3億8500万円)
四半期純利益:マイナス11億0300万円(前年 マイナス5億2100万円)

ビジュアル制作・コンテンツ企画制作が堅調に推移、プロフェッショナルマーケットも売上高は増加した。ストック素材の販売は、ストックフォト以外の素材および素材のコンテンツ化による売上高は増加したが、ストックフォトの販売点数が減少し前年同四半期に比べ売上高は減少した。全体的に堅調だったが、エンタテインメント映像事業が連結の範囲から外れたことにより、全体の売上高は、前年同四半期に比べ3億7300万円(2.6%)減少。
売上原価は、原価率が高いエンタテインメント映像事業が連結の範囲から外れたことにより原価率が1.9ポイント低下したが外注費比率の高い商材が好調だったこと、及び人件費の増加等により、全体では増加した。
販売費および一般管理費については、人件費、業務委託費、リクルート費等で、エンタテインメント映像事業の除外を勘案しても、12億6800万円(23.6%)増加。システム関連の保守料等設備関連費用も増加し、これらにより、損失が大幅拡大した。