乃村工藝社、「アジアデザイン賞2015」でダブル受賞

乃村工藝社は11月4日、香港デザインセンター(HKDC)が主催する「アジアデザイン賞2015(Design for Asia Awards 2015)」において、大賞および金賞をダブル受賞したことを発表した。
同社の奥田龍一氏が設計を担当した「世界文化遺産・姫路城大天守保存修理プロジェクト:展示企画設計・サイン設計」(クライアント:兵庫県姫路市)が、最高賞である大賞(Grand Award)と、環境デザイン部門の金賞(Gold Award)をダブル受賞した。
ダブル受賞は、2012年の「パレスホテル東京 チャペル」に続き、過去4年で2度目とのこと。
なお、空間づくりを担当した「大阪国際平和センター」(設計:吉永光秀)ならびに「竹中大工道具館」(設計:満長正明、赤嶺剛央)は、アワードの環境デザイン(文化・公共・展示スペース)部門においてメリット賞に選出された。
今年度のアジアデザイン賞は約800件のエントリーがあり、185作品が選出された。3の特別賞の他、18のデザイン分野で選出された10点の大賞と金賞、銀賞、銅賞、メリット賞などの部門賞から構成されている。