共立印刷、売り上げ増で堅調成長 16年2Q決算

共立印刷株式会社は10月30日、2016年3月期第2四半期(2015年4月1日~2015年9月30日)の業績を発表した。

【経営成績(累計)】
売上高   :223億9000万円(前年同期比 8.0%増)
営業利益  :10億6900万円( 同 4.8%増)
経常利益  :9億5300万円( 同 5.1%増)
四半期純利益:5億8700万円( 同 8.1%増)

製造部門において生産性の向上に努めることで収益の確保を図るとともに、徹底したコスト管理により費用の削減を実施。8月には、九州に拠点をもつ株式会社西川印刷を子会社化した。
商業印刷については、一部の折込チラシに減少傾向が見受けられたが、通販カタログの部数増、フリーペーパーの仕様変更にともなう受注エリア拡大、ダイレクトメールの定期受注化、および子会社化した西川印刷が得意とするPOP関連媒体の寄与により、売り上げを増加させ163億7900万円とした。
出版印刷については、国内旅行案内誌が堅調に推移していることに加え、育児雑誌の新規受注があったが、全体的な部数減や頁数減、大ロット情報誌の地方分減少の影響を受け、前年よりやや減少し54億2000万円となった。