加護亜依の対談エッセイ集のメディア・クライス、手芸図書の雄鶏社など出版社の破産相次ぐ。

 3月から4月にかけ、出版社の破産が続いている。
喫煙による謹慎処分を受けた加護亜依の対談エッセイ集を出版し、話題となったメディア・クライス株式会社が3月6日、東京地裁に破産手続開始を申請し、同日破産手続開始決定を受けた。
同社は平成19年5月に倒産した株式会社バウ.ハウスからの会社分割で設立した。
負債総額は21億円。

また、4月17日には株式会社雄鶏社が東京地裁へ破産手続きを申請した。
同社は低価格の「きっかけ本」シリーズや料理関連など手芸関連以外の出版も手がけていたが、近年の年売上高は20億円台にとどまっていた。
負債総額は約12億8,000万円。