SBI HDら3社、ベトナムのマーケットプレイス「Sendo」を共同出資で合弁事業化

SBIホールディングス株式会社、香港のecontext Asia Limited、BEENOS株式会社はの3社は12月5日、ベトナム最大のIT企業であるFPT Corporation、同社傘下のFPT Onlineらと共同で、オンラインマーケットプレイス「Sendo」を合弁事業化することを発表した。
「Sendo」は、ベトナムのC2C・B2C向けマーケットプレイス。アパレル用品を中心に、20~30代の若者向け商品を幅広く取り扱っている。2014年度年間取扱高では、ベトナム最大のオンラインマーケットプレイスになる見込みだ。なおSendoは、マーケットプレイス上でのエスクロー決済サービス「SenPay」も展開している。
SBIホールディングスは、2007年6月にFPT社との共同出資による投資ファンドを設立し、FPT社が主要株主となり2008年5月に設立された商業銀行TPBankに出資するなど、以前よりFPT社と連携し、ベトナムにおける金融、IT業界の活性化に寄与している。
今後SBIホールディングス、econtext ASIA、BEENOSの3社は、「Sendo」をベトナム最大のマーケットプレイスに成長させつつ、「SenPay」を通じたオンライン決済関連サービスの強化、ならびに周辺のインフラサービスを充実させ、ベトナム全体のECマーケットの成長に寄与するとのこと。
ちなみに、ベトナムは、ASEANのなかでインドネシア(2億4,700万人)に次ぐ人口9,342万人、日本の46.1歳と比較して非常に若い平均年齢29.2歳など、今後必然的にインターネットサービスなどの需要が高まると見られている。

Sendo
http://www.sendo.vn/