博報堂ら、スマホでのCM視聴でTポイントが貯まるサービスを本格販売開始

株式会社博報堂DYメディアパートナーズと株式会社博報堂は、博報堂DYグループの株式会社Tメモが運営する、CM視聴プラットフォーム「FiLMiL」(フィルミル)でのCM掲載枠の本格販売を開始する。
「FilMiL」は、スマートフォンのアプリ経由で配信されるCM視聴やアンケートへの回答等でポイントがもらえるサービス。これまでは「FiLMiLポイント」が貯まり、それをiTunesカードやAmazonポイント等と交換できる仕組みだったが、11月25日よりTポイントへの交換も可能になった。
また、博報堂の実施した「FiLMiL」利用者への調査では、「FiLMiL」でCM視聴した場合TVのみでの視聴に比べて「好感度」「利用・購入意向」等の数値が大きく向上するという結果がでている。「FiLMiL」でのCM視聴は“能動的なCM視聴”であるため、TVでのCM視聴に加え「FiLMiL」でも視聴することで各種ブランドへの理解や認知が進むと考察されている。

「FiLMiL」ではスマートフォンアプリを起動後、最後までCMを見ることで1視聴とカウントするため、ユーザーは最後までCMを見る仕掛けとなっている。

またCMクリエイティブの評価や複合接触効果を知ることが可能となっており、CMクリエイティブやアンケートを実施することで、CMクリエイティブへの評価(例:メッセージ伝達や態度変容の確認、複数素材時の素材比較)やTVでのCM接触との複合効果(例:CM認知状況、TVで見たCMを連想したか、CM効果のフォロー)等を把握することができる。今後は、CM接触者の視聴からの態度変容、購買行動等を把握する取り組みも行っていくとのこと。