アイレップ、14年9月期決算 売上増も採用強化、投資などで利益減

株式会社アイレップは、2014年9月期(2013年10月1日~2014年9月30日)の業績を発表した。

【2014年9月期通期(累計)連結業績】
売上高   : 536億1500万円(前年同期比 13.1%増)
営業利益  : 5億1200万円( 同 46.0%減)
経常利益  : 5億0900万円( 同 47.3%減)
当期純利益 : 3億1400万円( 同 46.2%減)

広告代理事業においてナショナルクライアントを中心に成長するとともに、同事業の拡大に備え、自社開発の「Marketia」についてシステム開発の強化の他、運用型広告オペレーションセンターを高知に設立する等、投資を強化した。同時にスマートデバイスプロモーションに特化した「株式会社ネクストフィールド」を設立するなど、新たな成長分野への投資・活動を強化。サービスや販売チャンネルについても拡充を行ってきた。

これらが奏功し売上高は前年同期比13.1%増となった。一方で、広告仕入条件が当初想定を下回り、売上総利益率が低下。広告代理事業人材の採用強化、新領域への人材配置強化、その他投資により販売管理費が増加したことにより、営業利益、経常利益、当期純利益ともに、前年同期からほぼ半減する形となった。