ADK、14年1Q決算 広告業利益が前年同期比99%増 アジア子会社も堅調に推移

株式会社アサツー ディ・ケイは5月13日、2014年12月期第1四半期(2014年1月1日~2014年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :904億2300万円(前年同期比 3.0%増)
営業利益  :16億9300万円( 同 152.1%増)
経常利益  :19億3000万円( 同 110.4%増)
四半期純利益:12億8100万円( 同 151.5%増)

収益管理体制の厳格化や国内外のグループ会社との連携強化、コンシューマー・アクティベーションの基盤整備や得意とするコンテンツビジネスの拡大など、グループ基盤の構築およびビジネスモデルの複合化に向けた施策を推進。売上高は前年同期比3.0%増だったが、営業外収益2億8900万円および営業外費用5200万円を計上し、利益を大幅増とした。
広告業における外部顧客への売上高は896億1000万円(前年同期比3.0%増)、セグメント利益は19億1900万円(前年同期比99.7%増)となっている。アジア子会社が堅調に推移した海外子会社も増収となり、総体として前年同期を上回った。
業種別売上では官公庁・団体、自動車・関連品、外食・各種サービス、金融・保険、ファッション・アクセサリーなどの業種の広告主からの出稿が増加したが、教育・医療サービス・宗教、飲料・嗜好品、食品、不動産・住宅設備、交通・レジャーなどの業種の広告主からの出稿が減少したとのこと。