インプレスホールディングス、7月1日に組織再編することを発表

株式会社インプレスホールディングスは、2014年1月29日開催の取締役会において、経営及び販売/物流管理の機能統合とITセグメントの事業統合について方針を決定した。
なお、組織再編のスキーム及び新体制の内容等については、2014年3月27日開催予定の取締役会における法定決議を経て、2014年7月1日実施の方向で具体的な検討を進める予定としている。

<経営及び販売/物流管理機能の統合>
グループ各社に分散している経営管理、販売/物流管理機能を新たに設立する株式会社ImpressProfessionalWorks(以下、「IW」)に集約し、グループ最適化を目的に機能の再構築を図り、業務の合理化及び質の向上に取組む。なお、当社が保有するグループの経営管理機能もIWに集約し、当社はグループの経営戦略策定及び新規事業開発に特化した機能のみを持つ体制へと変更することで、財務的にも利益配当が可能な体制へと変更を図る。
また、連結子会社株式会社インプレスコミュニケーションズ(以下、「ICC」)が主管していた販売/物流管理機能もIWに集約することで、ICCは出版、電子出版のグループ営業及びパートナー出版社との事業開発に特化した営業会社へと体制変更を図り、コンテンツの流通環境の変化への対応を迅速に進め、売上の最大化及び販売効率の改善に取組む。

<ITセグメントの事業統合>
ITセグメントの主力テーマであるパソコン、ITを取巻く市場環境の変化、メディア事業を取巻く流通、顧客ニーズなど事業環境が大きく変化する中、従来の事業モデルを基軸とした分社体制を見直し、事業統合を行うことで、事業環境の変化への対応を迅速に進め、新規事業開発及び営業体制の強化を図る。
具体的には、出版メディア事業を主力とする株式会社インプレスジャパン、ニュースメディア事業を主力とする株式会社ImpressWatch、ターゲットメディア事業を主力とする株式会社インプレスビジネスメディアの3社を合併、商号を株式会社インプレスに変更し、「Oneimpress」をキーワードにリソースを結集することで、IT業界における「インプレス」ブランドの更なる強化、複合的なメディアサービス及び収益モデルの開発を推進する。