フジ・メディアHD、14年2Q決算は放送・制作事業で売上減 前期オリンピック特番の反動減も

株式会社フジ・メディア・ホールディングスは10月31日、2014年3月期第2四半期(2013年4月1日~2013年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :3072億3900万円(前年同期比 0.8%増)
営業利益  :143億9800万円( 同 24.1%減)
経常利益  :155億9800万円( 同 42.9%減)
四半期純利益:61億9400万円( 同 65.7%減)

視聴率低下の影響や、前期の「ロンドンオリンピック2012」等のオリンピック関連特番の反動減により、フジテレビジョンの放送事業や制作事業が減収となったが、映像音楽事業、生活情報事業、広告事業、都市開発事業、その他の事業は増収となり、売上高全体では前年同期比0.8%増収の3072億3900万円となった。
ただし営業利益は、主力の放送事業の減益が影響し、前年同期比24.1%減益の143億9800万円。前年度に計上した関西テレビ放送の持分法適用会社化による負ののれん発生益68億3600万円の反動減から、経常利益は前年同期比42.9%減益の155億9800万円となった。特別損失(送信所移転対策損失11億円)の計上等により、四半期純利益も、前年同期比65.7%減益の61億9400万円となった。