ベクトルチャイナ、マイクロアドチャイナと業務提携

株式会社ベクトルの中国子会社である維酷公共関係諮問(上海)有限公司(以下ベクトルチャイナ)は、株式会社マイクロアドの中国子会社微告(上海)广告有限公司(以下マイクロアドチャイナ)と、中国市場での事業展開において業務提携を行う事に合意したと発表した。

ベクトルチャイナでは 2011 年より中国進出を行い、総合 PR 会社として中国全土でPR戦略の企画立案から実施まで、総合的なサービスの開発提供を行なっている。特に WEB 領域でのコミュニケーションプランの立案、メディア活用、ソーシャルメディアの運営、キャンペーンコンテンツの開発では多くの案件を手がけている。

一方、マイクロアドチャイナでは、上海、北京拠点を中心にディスプレイ広告統合管理プラットフォーム「MicroAd BLADE」の営業活動を 2012年 8月から開始しており、2013 年 9 月時点で、中華圏での導入社数が250社を突破。そのうち約9割が中国の現地企業と、日本で培った広告配信技術やマーケティング力に対する期待が伺える結果となっている。
また今後は、PC やスマートフォンなどの既存ディスプレイのみならず、デジタルサイネージをはじめとする新たなディスプレイへの広告配信の実現に向け、技術革新を進めていく。

このような背景のもと、ベクトルチャイナ及びマイクロアドチャイナは、両社で展開している WEB 領域でのコミュニケーション分野において、共同商品の開発、BLADE を活用したターゲットインサイトの抽出業務、PRと WEB 広告を掛けあわせたプランニング・ソリューションの提供、顧客開拓を行う事で、両社の事業拡大を目指す。