ミクシィ、14年3月期の業績予想を下方修正 役員報酬も減額

ミクシィは10月1日、2014年3月期通期の業績予想(2013年5月15日発表)について、修正数値を発表した。あわせて、役員報酬の減額を決定した。

【2014年3月期通期(累計)連結業績予想の修正(2013年4月1日~2014年3月31日)】
売上高   : 80億円(前回発表 120億円~135億円)
営業利益  : マイナス16億円( 同 10億円~20億円)
経常利益  : マイナス17億円( 同 10億円~20億円)
当期純利益 : マイナス26億円( 同 5億円~11億円)

スマホ版「mixiゲーム」の課金売上の拡大を見込んでいたが、当初計画を下回って推移。現時点の見込みを踏まえて、上期及び通期の売上高予想を減額修正した。売上高の減額修正により上期及び通期の営業利益予想も減額修正されている。「ノハナ」およびスマホ向けゲームなどの新規事業においては先行投資を実施。一方で中国開発拠点の閉鎖などコスト構造を抜本的に見直すことによりコストの削減を進める。また、繰延税金資産を第2四半期累計期間において6億6900万円取崩す。これにより、当期純利益予想を減額修正している。
今期期末の配当予想は無配となる。
またこれらの結果を受け、取締役(社外取締役を除く)の報酬月額の20~100%を減額する。対象期間は2013年10月~2014年3月までの6ヶ月間。