読売IS「ライフスタイル調査2013」、独身OLの生活満足度の低さが浮き彫りに

株式会社読売ISは4月15日、多様化する女性のライフスタイルと価値観を探るため実施した「ライフスタイル調査2013」の結果を公表した。調査時期は2月1日~2月5日で、一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の15歳~69歳の男女1,092サンプル(男性)、4,189サンプル(女性)から回答を得た。
まず、「現在の生活満足度」を最大100%として聞いたところ、女性全体の平均は「64.8%」となった。女性のライフコースを「独身OL」「Dinks OL」「働くママ」「専業主婦」に分類し、それぞれの年代ごとの結果をみると、もっとも満足度が高いのは「60代専業主婦」(73.1%)、もっとも低いのは「20代独身OL」(56.2%)となった。なお「独身OL」は、すべての年代で、他のライフコースよりも満足度が低かった。
次に「現在不安に思うこと」について42項目をあげて聞いたところ、1位「老後」50.9%、2位「収入」47.3%、3位「貯金」45.6%となった。年代別で1位にあがった項目は、10・20代「収入」、30代「貯金」、40・50・60代「老後」だった。「老後」については現役世代の40代で早くも不安視する女性が多かった。
また、結婚の「理想の年齢」と「焦り始める年齢」を聞くと、理想が「平均26.3歳」、焦り始めるのは「平均29.6歳」で、結婚の「理想→焦り」までの間隔は平均3.3年だと言える。
なお、世帯における家事の分担について聞いたところ、「洗濯」を「男性が行っている」と回答した割合は、男性が19.2%であったのに対し、女性はわずか2.1%だった。