ヤフー、電子クーポン・チケット販売のプラットフォーム「PassMarket」提供

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は12日より、「PassMarket」の提供を開始した。
「PassMarket」(パスマーケット)とは、イベント告知ページの作成、集客、電子チケットの販売、参加者管理などが簡単に出来るソーシャルチケッチングプラットフォーム。
数人から数万人規模のチケット売買(無料イベント含む)に対応し、主催者側/参加者側がともにスマートフォンを使う事によって「より簡単に」「より効率よく」「より安全に」チケット売買が出来るようになった。

さらにクーポンや整理券としての利用や、電子引換券として現地引き換え可能商品の前売り販売など、イベントチケット以外でも「“モノ・コト”を電子チケット化」して販売・配布することが可能。

【参加者】
◆スマホ、タブレットでかんたん購入&利用
スマートフォンやタブレット端末を使う事によって、簡単にチケットを購入することが出来る。購入後、すぐにチケットとして利用することも可能。チケットは、QRコードやiOS6より利用できるPassbookにも対応していますので、Passbookを利用すれば、利用時間前のアラートや会場付近に来た際のアラートなどを任意に設定することが可能。

◆購入手数料0円

◆そのほか
利用にはYahoo! JAPAN ID(無料)の登録が必要となる。
決済は、クレジットカード決済(都度入力)のほか、「Yahoo!ウォレット」に対応。

【主催者】
◆低い導入コスト
チケット1枚あたり約5%の手数料以外の、初期契約費用、イベント登録費用など無料。
無料チケットの場合は、約5%の手数料も不要。
また、今後ニーズに応じてさまざまなプランを作っていく。

◆SNS連携機能
Facebook、Twitter、カカオトークなどの連携機能を有しており主催者側で告知ページを準備すれば、ソーシャルメディアを活用することで、幅広く告知することができる。

◆参加者受付用管理アプリも提供
iOS/Androidに対応した参加者受付専用のアプリ(無料)を用意。
専用端末を用意することなく、リアルタイムでの販売状況の確認から参加者受付までスマートフォンやタブレット端末で行うことが出来る。また「受付のみ」などに機能を限定したアシスタントモードや、オフラインでも利用できるオフライン受付モードも提供。状況に応じた受付対応が可能。

◆チケット再販防止機能
ユーザー単位での購入枚数制限機能や受付管理機能など、チケットの再販を防ぐ機能を搭載している。

また「PassMarket」は、ソフトバンクグループが従業員のアイデアを広く募集して事業化を行う新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」により事業化された第三弾目のサービスとのこと。