ミクシィ、3Q純利益前年比241.7%増 課金売り上げ増

株式会社ミクシィは、平成25年3月期第3四半期決算を発表した。

<平成25年3月期第3四半期の連結業績>
(平成24年4月1日~平成24年12月31日)
売上高:99億2,200万円(前年同期比4.1%増)
営業利益:23億4,200万円(同 69.0%増)
経常利益:23億4,900万円(同 91.6%増)
四半期純利益:16億2,100万円(同 241.7%増)

セグメント別の業績は、次のとおり。

<ソーシャルネット事業>
「mixi」においては、運営していくにあたっての最重要キーワードを改めて「ユーザーファースト」として掲げ、これを実現するため運営体制の変更を平成24年8月に行った。具体的には、mixiのサービスごとに少人数の「ユニット」制を敷き、各ユニットが企画・開発・運用における意思決定を行う体制とした。少人数のユニットが裁量と責任をもってスピーディにサービスを運営するだけでなく、ユーザーから直接意見を聞く場の設置・機能要望の対応強化、ログやABテスト等を通じた検証を通じ、より良いサービスを提供できるよう運営した。このような体制により、各ユニットからスマートフォンを中心として機能改善や機能追加を実施しており、今後もスピーディにサービス提供・改善を進めていく。収益面では、課金売上高においてスマートフォンアプリの課金が堅調に推移したことにより、前年同四半期比100.7%増となった。一方、広告売上高においては、スマートフォン広告メニューの整備を進め、順調に拡大したものの、フィーチャーフォン広告が減少したことにより、前年同四半期比37.9%減となった。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は91億5,900万円(前年同四半期比3.9%増)となった。また、セグメント利益は35億3,500万円(前年同四半期比34.5%増)となった。

<Find Job !事業>
Web系求人サイト「Find Job !」においては、Web系の求人情報に特化することにより他社との差別化を図ることで収益の拡大を目指した。Web業界の求人動向は引き続き採用が活発であり、収益面においても堅調に推移した。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は7億2,900万円(前年同四半期比2.3%増)、セグメント利益は5億9,800万円(前年同四半期比0.3%増)となった。