ヤフー、画像投稿SNSの提供開始 ソフトバンクグループ新規事業制度から初の事業化

ヤフー株式会社(以下、「Yahoo! JAPAN」)は、29日より、主に日本のサブカルチャーを表現する場として、画像投稿に特化したSNS「WONDER!」の提供を開始したことを発表した。
「WONDER!」は、ソフトバンクグループが従業員のアイデアを広く募集して事業化を目指す新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」から初めて事業化されたサービス。

ソフトバンクグループでは、新しい価値、サービスが次々と生まれる企業風土を養うため、ソフトバンクグループ企業の従業員を対象に、2011年度より新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」を開始。経営理念の「情報革命で人々を幸せに」を軸として自由なテーマで事業アイデアを募り、複数回の審査を経て、事業化を検討する案件を決定する。審査を通過した案件の事業化に向けた検討は、アイデアの提案者が主体となって行う。また、事業化が決定した場合には、原則として提案者自らが中心になって事業を進めていく。第1回目となった2011年度には約1,200件の応募から10件が事業化に向けて検討されることになり、「WONDER!」はこのたびソフトバンクイノベンチャーから初めて事業化されるサービスとして開始した。

「WONDER!」では、会員登録をするか、Yahoo! JAPAN IDもしくはFacebook、Twitterいずれかのアカウントがあれば、多種多様な作品や造形物(写真、漫画、フィギュア、プラモデル、コスプレなど)の画像を投稿し、コレクションギャラリーを公開することができる。利用者は、気に入った作品やグッズがあれば、「LIKE IT!」ボタンを押したりコメントをすることができ、FacebookやTwitterで共有したり、特定の投稿者をフォローすることも可能。パソコンとスマートフォン両方に対応しており、iPhone向けアプリも年内のリリースを予定。また、現在は画像投稿のみのサービスとなりますが、将来的には動画投稿へも対応する予定。さらに、投稿特集やリアルのイベントとの連携など、日本最大級のポータルサイトを運営するYahoo! JAPANのノウハウを生かして魅力ある企画を提供していく.