cci、米国RF社と戦略的提携

株式会社サイバー・コミュニケーションズは、北米・欧州にてサービスを展開するデジタルマーケティング・ソリューション事業社 Rocket Fuel Inc.(以下RF社)と戦略的業務提携により、RF社が持つマーケティング・メソッドおよびDSP機能を有するマーケティングプラットフォームを活用し、cciが提供する「PerformanceX Management(※1)」のサービス強化を図ることを発表した。

RF社は、ディスプレイをはじめ、モバイル・ビデオ・ソーシャル等、あらゆる広告チャネルに対応し、独自のArtificial Intelligence(人工知能)技術により、コンバージョンなどのデジタルマーケティングの効果に対してモデリングを行うことで、1日あたり220億回のリアルタイムビッディング(RTB)リクエストを処理し、広告露出の最適化を実現している。

同技術は、目標とする広告効果指標を達成するための自動最適化を行うもので、RF社の高性能技術を評価した数多くのトップ・グローバル・クライアントからの利用が拡大し続けている。また、ブランド広告主からダイレクトレスポンス広告主に至るまで様々なクライアントニーズに応じた独自のオプティマイズ・マーケティング・メソッドを有しており、技術とマーケティング双方の面で、数多くのクライアントから選択されている。

cciは、これらのマーケティング・メソッドを「PerformanceX Management」に取り込むことにより、リアルタイムメディアプランニング・バイイングサービス全体の効果および質の向上を図り、広告主・広告会社に対するサービスの強化を図っていく。

また、RF社は、各種アドベリフィケーションサービス(※2)と連携しており、優良で安全な広告枠の買い付けが可能であるとともに、米国Facebook社が発表した「Facebook AD Exchange」の正式パートナーにも選定をされている。cciは、安心・安全なリアルタイムプランニング・バイイングサービスを基盤に、広告主・広告会社に対し、Facebookユーザーをはじめとするソーシャルメディア領域も含め、様々なチャネルに対応したトータルサービスを提供していく。

※1 PerformanceX Managementとは
複数のDSPやアドエクスチェンジなど、運用型広告商品を統合管理することによって、広告主のKPI達成を目指すトレーディングデスクサービスの呼称。

※2 アドベリフィケーションサービスとは
アドエクスチェンジやアドネットワーク等において、広告主意図に反する広告掲載を検証したり、広告主意図に反する広告掲載を抑制するための支援機能や、広告が十分に認知・理解されるだけの時間広告が掲載されていることを測定したり、掲載時間の短い広告枠への広告掲載を抑制するための支援機能を提供するもの。

<RF社 会社概要>
(社名) Rocket Fuel Inc.
(URL) http://rocketfuel.com/
(本社所在地) 米国カリフォルニア州レッドウッドシティ
(代表者) Chief Executive Officer, George John
(事業内容) デジタルマーケティング・ソリューション事業