日本経済新聞社、初の最終赤字 広告収入落ち込みで売上高4期連続の減収

株式会社日本経済新聞社は平成21年12月期決算および役員人事異動を発表した。

売上高 3154億1400万円 (対前期増減率 ▲13.1%減)
営業損益 ▲37億8700万円
経常損益 ▲37億900万円
当期純損益 ▲132億1600万円

売上高は、新聞広告収入の落ち込みで新聞事業が大幅に減収となったほか、全ての事業で減収となり全体で4期連続の減収となった。営業利益他の各利益は、コスト削減や人件費抑制が売上高の減を補えず、連結財務諸表開示後初の赤字となった。

【役員異動】平成22年3月30日予定

① 昇格取締役候補
常務取締役 小孫 茂 (現 取締役)
常務取締役 岡田 直敏 (現 取締役)

② 新任取締役候補
取締役 髙橋 雄一 (現 株式会社日本経済新聞デジタルメディア代表取締役社長)

③ 退任予定取締役
常務取締役 小谷 勝 (専務執行役員大阪本社代表、地域担当に就任予定)
常務取締役 斎藤 修一 (専務執行役員西部支社代表に就任予定)
常務取締役 秋山 光人 (専務執行役員国際事業担当に就任予定)