博報堂、「現代キャリア女性に関する意識・生活調査」結果

博報堂研究開発局では、30~45歳で首都圏在住のキャリア女性500人を対象に「現代キャリア女性に関する意識・生活調査」を実施、その結果から、仕事だけでは満足できない現代のキャリア女性像が浮かび上がった。
男性と同等に仕事をこなし、かつ既婚で共働き子どもあり、個人年収600万円以上の女性を博報堂では‘キャリアマザー‘と定義し、結果分析を行った。

調査によれば、多くのキャリアマザーは‘働く女性‘としてよりも‘母‘としての役割が重要と考えており、子どもと関わることに時間をかけたいと望む声は全体の30%にも及んだ。
この数字は、専業主婦に対する同じ質問の回答よりも多い。
また、家事もしっかりこなしたいという願望もあり、「家事代行サービスを利用したことがある」とする回答は、‘ときどき‘というものを含めても、全体の13%にとどまった。
仕事に家事・育児にと奔走するキャリアマザーだが、参考にするローモデルについては「特にいない」とする回答が48.5%と最も多く、自分なりに考えながら頑張っている姿がうかがえる。