スクロール、2023年1Q決算は減収減益 利益は前年同期より30%以上減少

株式会社スクロールは、2023年3月期第1四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :207億6800万円(前年同期比 4.9%減)
営業利益   :20億1900万円( 同 31.7%減)
経常利益   :19億5500万円( 同 34.4%減)
四半期純利益 :13億2400万円( 同 34.1%減)

通販事業においては、巣ごもり消費の反動減の影響に加えて、行動制限の解除に伴う購買行動の変化や上海のロックダウンの影響を受けたものの、概ね計画通り推移。事業売上高は108億3600万円(前年同期比11.7%減)、セグメント利益は17億7200万円(同30.6%減)となった。
ソリューション事業では、物流代行サービスにおける新規クライアントの稼働開始や新しい物流センターの開設など、物流代行サービスの業容の拡大を進めた。決済代行サービスやマーケティングサポート事業も堅調に推移した結果、事業売上高は51億2300万円(同16.7%増)、セグメント利益は1億2600万円(同16.7%増)だった。
eコマース事業においては、アウトドア・キャンプ用品において業種・業態を越えた競争が激化していることに加え、ブランドバッグ等の外出用商材の需要が回復していないことの影響を大きく受け、事業売上高は50億8900万円(同5.2%減)、セグメント利益は3300万円(同78.1%減)となった。