アダストリア、2023年2月期1Q決算は増収増益 店舗売上の回復が寄与

株式会社アダストリアは、2023年2月期第1四半期の連結業績(2022年3月1日~2022年5月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :580億600万円(前年同期比 25.0%増)
営業利益   :45億7400万円( 同 632.1%増)
経常利益   :49億2600万円( 同 412.5%増)
四半期純利益 :33億1300万円( 同 1127.5%増)

アパレル・雑貨関連事業は、国内においては、新型コロナウイルス感染症の影響が減り営業環境が改善したことや、気温の上昇による春夏商品の販売好調などにより、店舗での売上が前年同期比20.2%の増収となった。ECについては、自社ECの会員数が前期末比50万人増の1410万人に伸長したものの、リアル店舗の需要が回復したことにより売上高は前年同期比0.9%増にとどまっている。また海外事業は、全体では29.9%の増収となり、営業利益でも黒字となっている。これらの結果、事業売上高は559億4500万円、セグメント利益は48億4800万円となった。
なお、同社は2022年2月に飲食事業を展開する株式会社ゼットンを連結子会社化。同四半期より「アパレル・雑貨関連事業」「その他(飲食事業)」のセグメント別開示となっており、 その他(飲食事業)セグメントの売上高は20億7000万円、セグメント利益は7800万円だった。