フルスピード、2022年3Q決算を発表 減収ながらも四半期純利益は大幅増

株式会社フルスピードは、2022年4月期第3四半期の連結業績(2021年5月1日~2021年1月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :113億500万円(前年 147億1900万円)
営業利益 :6億1000万円(前年同期比 0.4%減)
経常利益 :6億1100万円( 同 0.2%増)
四半期純利益 :4億1100万円( 同 47.0%増)

※2022年4月期第1四半期より「収益認識に関する会計基準」等を適用したため、前期の売上高に対する増減率は記載されていない。

インターネットマーケティング事業では、サービスの拡販や取引先の深耕、広告関連セミナーの開催などに取り組んだ。また、地方創生やDX支援のサービス強化、収益性及び生産性の向上を目的とした構造改革も継続したほか、ヘルスケア関連領域での専門性及び優位性の向上を目指してYMAA認証マーク(薬機法医療法遵守広告代理店認証)も取得した。これらの結果、事業売上高は27億8085万円(前年同期売上高62億6357万円)、セグメント利益は3億8051万円(前年同期比6.2%増)となった。

アドテクノロジー事業では、「afb」「Webridge」を展開するとともに、関連サービスとして「BitStar Network」のリリースや、インフルエンサー/動画関連領域への拡充を行った。またグローバル展開については、東南アジア圏を中心にパフォーマンスマーケティングプラットフォーム事業を推進した。その他、BtoBマーケティング支援型DSP「ADMATRIX DSP」を自社ブランドで展開するなど、データ連携に伴う独自技術によるターゲティング精度向上などにも継続して取り組んだが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う広告需要の低迷の影響を受けた結果、事業売上高は97億2675万円(前年同期売上高98億3160万円)、セグメント利益は5億21万円(前年同期比0.2%減)となった。