竹田印刷、2022年3Q決算は売上横ばいながら大幅に利益が膨らむ

竹田印刷株式会社は、2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年12月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :221億3600万円(前年 221億9400万円)
営業利益   :4億7800万円( 同 2100万円)
経常利益   :5億6900万円( 同 1億3900万円)
四半期純利益 :4億200万円( 同 マイナス11億5800万円)

印刷事業の回復は限定的だったが、半導体関連マスク事業は好調に推移。非連結子会社だった富来宝米可龍(蘇州)精密科技有限公司が連結範囲に加わったことなどから、印刷セグメントの売上高は154億6000万円(前年同期は144億6600万円)、営業利益は4億5800万円(前年同期比910.6%増)と利益が大きく膨らんだ。
物販事業については、顧客である印刷会社からの受注減少に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により売上高が伸び悩み、セグメントの売上高は70億7200万円(前年同期は82億4600万円)、営業利益は1200万円(前年同期は3000万円の営業損失)だった。なお、「収益認識に関する会計基準」等の適用に伴い、代理人として関与した取引について売上高を純額とした影響で売上高が5億6500万円減少している。