中部日本放送、2022年3月期3Q決算は増収増益 経常・四半期純利益も黒字転換

中部日本放送株式会社は、2022年3月期第3四半期(2021年4月1日~2021年12月31日)の業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :244億3200万円(前年同期比 20.5%増)
営業利益 :14億1700万円(前年 マイナス9300万円)
経常利益 :17億6300万円(前年同期比 456.4%増)
四半期純利益:10億2700万円(前年 マイナス6700万円)

メディアコンテンツ関連事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で前期大きく落ち込んだ広告出稿の回復に伴い、テレビスポット収入やテレビタイム収入を中心に持ち直してきたほか、当期より株式会社ケイマックスを連結子会社としたことなどにより、売上高は223億7600万円(前年同期比23.8%増)となった。また、利益面では、主にテレビスポット収入の回復により、5億5400万円の営業利益(前年同期は8億6000万円の営業損失)となった。
一方、不動産関連事業は同社保有の不動産における賃貸収入入(金融商品会計上の賃貸収入)が減少したことから、売上高は12億7100万円(前年同期比3.2%減)、営業利益は7億8700万円(同1.3%減)となった。
ゴルフ場事業、保険代理業、タクシー業などからなる「その他事業」は、売上高は7億8300万円で前年同期より11.0%減少したが、ゴルフ場事業の来場者数が新型コロナウイルス感染症の影響があった前期に比べ増加したことなどから営業利益7400万円(前年同期は3100万円の営業損失)となり、赤字を脱した。