セプテーニHD、2021年9月期決算は増収増益 デジタルマーケティング事業が好調

株式会社セプテーニ・ホールディングスは、2021年9月期の連結業績(2020年10月1日~2021年9月30日)を発表した。

【連結経営成績】
収益 :213億8400万円(前期比 19.2%増)
営業利益 :36億5000万円( 同 60.5%増)
税引前利益:39億1100万円( 同 68.2%増)
当期利益 :26億700万円( 同 77.3%増)

主力のデジタルマーケティング事業は、消費全般のオンライン化に伴うデジタルマーケティング需要の高まりを背景に、既存案件の拡大及び新規顧客の獲得や、電通グループとの協業推進により、増収増益。収益は188億6900万円(前期比19.4%増)、Non-GAAP営業利益は69億9100万円(前期比33.2%増)となった。
メディアプラットフォーム事業は、増収したものの、新たな事業セグメントへの拡張に向けて一部投資が先行。赤字幅が拡大し、結果的に収益はは28億8500万円(前期比16.0%増)、Non-GAAP営業損失は11億1000万円(前期は9億5600万円のNon-GAAP営業損失)となった。
なお同社は、2022年1月4日付で株式会社電通グループと資本業務提携を行うことを発表している。