光村印刷、2022年1Q決算は減収ながらも赤字幅縮小 印刷事業の収益改善

光村印刷株式会社は、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :37億7600万円(前年同期比 1.7%減)
営業利益 :マイナス1200万円(前年 マイナス2億2500万円)
経常利益 :8200万円( 同 マイナス8200万円)
四半期純利益 :100万円( 同 マイナス1億2300万円)

主要事業である印刷事業においては、物流伝票の増加等はあったものの新聞関係は減少し、売上高は34億4000万円(前年同期比0.2%減)。減価償却費の減少に加え材料費及び外注費等の減少により、セグメント利益(営業利益)は0百万円(前年同期は2億2500万円の損失)となった。
電子部品製造事業は、世界的な半導体不足の影響を受け、売上高は前年同期比21.0%減の2億3700万円、セグメント損失(営業損失)は1億1100万円(前年同期は9200万円の損失)。不動産賃貸等事業は売上高前年同期比0.2%減の1億3100万円、セグメント利益(営業利益)前年同期比6.6%増の9800万円だった。
最終的に、全体の売上高は前年同期比1.7%減の減収となったが、印刷事業の収益改善により営業利益の赤字幅は減少し、経常利益・四半期純利益ともにわずかながら黒字となった。