中部日本放送、2021年2Q決算はテレビスポットの減収で前年の黒字から赤字に

中部日本放送株式会社(CBC)は、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :125億9600万円(前年同期比 24.4%減)
営業利益   :マイナス7億6500万円(前年 4億0800万円)
経常利益   :マイナス5億1100万円( 同 6億3000万円)
四半期純利益 :マイナス5億8100万円( 同 3億9100万円)

放送関連事業は、広告市況の急激な悪化などにより、テレビスポット収入やテレビタイム収入が大幅に減少した他、主催イベントの中止・延期によりイベント収入の計上がほぼなかったことから、売上高111億6900万円(前年同期比25.4%減)、営業利益は主にテレビスポット収入の減少が影響し、マイナス12億5800万円の営業損失(前年同期はマイナス1億7400万円の営業損失)と赤字が拡大した。
一方、不動産関連事業は堅調に推移し、売上高は8億8500万円(前年同期比0.2%減)、賃貸物件の大規模修繕などが当期はなかったことから、営業利益は5億4100万円(前年同期比5.4%増)となった。
その他ゴルフ場事業、保険代理業、タクシー業などは売上高5億4100万円(前年同期比31.2%減)、営業損失はマイナス4700万円(前年同期は6900万円の営業利益)だった。