トランス・コスモス、2021年2Q決算は利益倍増 コンタクトセンター環境の在宅化を進める

トランス・コスモス株式会社は、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :1637億3400万円(前年同期比 7.8%増)
営業利益   :84億8500万円( 同 85.7%増)
経常利益   :86億7700万円( 同 99.0%増)
四半期純利益 :55億6900万円( 同 66.2%増)

国内においては、「在宅コンタクトセンターサービス」の提供を開始し、国内最大級のコンタクトセンター環境をそのまま在宅化した。一方で顧客企業のWebサイト運用をサポートする独自のSaaS型デシタルマーケテイングプラットフォーム「DEC CMS」において、新たにLINEのメッセージ配信機能の提供を開始。カナダのDash Hudson社が開発・提供する画像解析AIをコアとしたインスタグラム統合ソリューション「Dash Hudson」の国内独占販売契約も締結するなど、多面的な展開を推進した。

海外では、中国において、有名な水栓器具メーカーのMOENと戦略的業務提携に合意。今後、協力関係の構築により、中国最大のECモールであるTMALLに出店しているモーエン家居旗艦店の業務をサポートする。米国では、米国子会社がZenrln USA,Inc(ゼンリンUSA)と協業し、Withコロナ時代のB2B営業支援サービス「D!G!sales」の提供を開始した。この結果、売上高は前年同期比7.8%増となり、利益は倍近く増加した。