電通グループとトヨタ自動車、新たに合弁会社群を2021年1月にも発足

株式会社電通グループは、トヨタ自動車株式会社とともに、2021年1月に合弁会社を発足する。代表取締役は山下義行氏。電通グループは、トヨタ自動車および同社子会社である株式会社デルフィスとの間で、資本業務提携を行うことで合意した。

トヨタ自動車が株式の66%、電通グループが株式の34%を保持する持株会社を合弁会社として新設。その完全子会社として、事業会社2社を保持する。事業会社のうち1社は、デルフィスの事業を基盤とした事業会社(代表取締役:長田 准氏)で、もう1社は、別途新設する事業会社(代表取締役:山下 義行氏)となる。当該2社はそれぞれトヨタ自動車の「お客様に寄り添うコミュニケーションの強化」と「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進」を事業領域とする。

今後、各国の競争法当局の承認等を取得後、電通グループがデルフィスに出資を行う。