2020年上半期のWebプロモーション予算、増額が35%・減額が32%でほぼ横並び イルグルム調べ

株式会社イルグルムは、「2020年上半期のWebプロモーション」に関する調査結果を発表した。企業のマーケティング・広報・企画/販促担当者で、Webプロモーションを実施した約90名から回答を得た。調査期間は2020年7月13日~20日。
まず「2020年上半期(2020年1月~6月)の月間平均Webプロモーション予算」について聞くと、「300万円~499万円」28%で、「月間300万円以上」が67%を占めた。

「2019年下半期から2020年上半期で、Web広告の出稿金額に変化はあったか」を聞くと、「増額した」35%、「減額した」32%と、二極化していた。「増額した理由」を聞くと、「オンラインの売上が伸長」69%、「実店舗の売上減によるオンラインシフト」52%、「新型コロナウイルスによる需要増」38%が上位だった。
「2020年上半期に出稿を増やした広告は」という質問では、「Google広告(指名)」69%という回答が最多。以下「Google(一般)」52%、「Yahoo!スポンサードサーチ(指名)」52%が続き、指名ワードの強化が見受けられた。
一方「2020年上半期に出稿を減らした広告」は、「Google広告(一般)」41%、「Yahoo!スポンサードリサーチ(指名)」34%、Yahoo!スポンサードサーチ(一般)」34%が上位だった。

「2020年下半期(2020年7月~12月)のWeb広告費予想」に関しては、「わからない」35%が最多だが「増額予定」24%も多い。「2020年下半期、Web広告の出稿強化に当たり取り組みたい施策」では、「効果測定ツールの導入」58%、「アトリビューション分析」50%が過半数を示した。